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[秘湯めぐり17]相楽エミ+ No. 10134 レベル上限 60 攻援力 守援力 卒業祝い 30000ガル レアリティ SR 好感度上限 500 初期値 声援 () タイプ POP コスト 18 MAX
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【作品名】新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd 【ジャンル】漫画 【先鋒】第三使徒サキエル 【次鋒】綾波レイwithエヴァンゲリオン零号機 【中堅】惣流アスカラングレーwithエヴァンゲリオン弐号機 【副将】渚カオルwithエヴァンゲリオン四号機 【大将】碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機 【名前】第三使徒サキエル 【属性】使徒 【大きさ】40m 【攻撃力】 カッ!:目から閃光が放たれるとほぼ同時に百数十m先に数十mの爆発が4~5個起こす。 タメ無し。これを連続して市街に放つことで地下のネルフ本部を揺らすほどの地震を起こす。 掌から放つビーム:一瞬タメあり。直径6mほどのビームで、着弾点には百数十mの巨大な 光の柱(太さ50~60m)ができたような爆発が起こる。射程100~200m 相手を掴んでいる手から直接放つことも可能。 【防御力】パレットライフルの連射を腹にあるコアに至近距離から集中的に受け死亡。 それ以外の場所だといくらパレットライフルを受けても意に介さず、無傷で突き進める身体の硬さを持つ。 任意でATフィールドを前方に展開できるものと思われるが使用したことが無いので大きさ・展開速度等は不明。 【素早さ】40mの大きさ相応の人並み。普通に走ったり、格闘したり。 【特殊能力】無し 【長所】目から閃光による爆発攻撃とビームの攻撃力。 【短所】おなか辺りに8m位のコアが剥き出しになっている。特に素早く無い。 【次鋒~大将】共通 【名前】綾波レイwithエヴァンゲリオン零号機 惣流アスカラングレーwithエヴァンゲリオン弐号機 渚カオルwithエヴァンゲリオン四号機 碇シンジwithエヴァンゲリオン初号機 【属性】汎用人型決戦兵器、人造人間 【大きさ】40m 【攻撃力】パレットライフル(40mのロボットが持つ大型銃) :1発当たり5~6mの爆発。射程200m。数十秒連射可。 【防御力】全身を特殊装甲(鋼鉄より硬いだろう)で覆われた40mの巨人並み。 任意でATフィールドを前方に展開できるものと思われるが 使用したことが無いので大きさ・展開速度等は不明。 【素早さ】40mの大きさの人並みに行動可。(走ったり、ジャンプしたり格闘したり) レイ、アスカは訓練された女子中学生並みの反応。 渚カオル、シンジは訓練された男子中学生並みの反応。 【特殊能力】無し 【長所】パレットライフルの連射性。 【短所】防御と素早さ 参戦 vol.107 503-504 vol.113 140 :格無しさん:2014/01/24(金) 21 20 19.72 ID EE6ONfat 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd(漫画)考察 40m級+遠距離持ちなのでウルトラの国の歴史までは有利か 50m級になるゴジラ 列島震撼からは不利。この結果 ゴジラ 列島震撼>新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド2nd(漫画)>ウルトラの国の歴史
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朝。櫻井家のあるマンション。 鼻唄混じりで身支度をする明音。 明音「…ん~、中々決まらないなぁ…」 髪のセットが思ったように決まらない。 彼女はマイゴールデンポイントを日夜研究するほどポニーテールに強いこだわりを持ち、毎日のセットにも余念が無い。そのため登校が遅れることも。 明音「?」 時計が8時10分を指す。 明音「はぁぁっ!? もう行かなきゃ…」 切り上げて、急いで部屋を出ようとするが…。 明音「!」 忘れ物に気付いて再び鏡台の前へ。 前髪にヘアピンを飾り、セットもバッチリ決まって上機嫌。 そして消灯し部屋を出て…。 明音「行ってきまーす!!」 息せき学校を目指す明音。 明音「…?」 道端に誰かがうずくまっているのを見つけた。 明音「あれ…」 同じ聖櫻学園の生徒のようだ。 明音「どうしたの? 気分でも悪いの?」 「そういう訳では無いのだが…」 振り返ったのは五十鈴。 明音「(あれ? いい匂い…花の香り?)」 どこからか猫の鳴き声が聞こえてきた。 明音「? 今、『みゃあ』って鳴いた?」 五十鈴「私が鳴く訳無いだろ…」 明音「あ、そっか。そうだよね」 五十鈴「鳴き声の主は…」 明音「?」 茂みの中に、ダンボールに入った5匹の子猫がいる。 五十鈴「この子らだ」 明音「あぁ…可愛い…」 途端に表情が曇る。 明音「捨てられちゃったのかな…」 五十鈴「…」 子猫たちのうち1匹の喉元をさすっている。 明音「飼ってあげたいけど…うちのマンション、ペット禁止なんだよね…」 五十鈴「うちも無理でな…」 明音「…そうだ! いい事思いついた!」 五十鈴「?」 明音「任せておいて。あ…私、2年C組櫻井明音。あなたも2年生だよね?」 五十鈴「…ああ。A組の不知火五十鈴だ。その気があれば覚えておいてくれ」 明音「うん。よろしくね。不知火さん」 子猫たちが嬉しそうに鳴く。 「猫と雨の夜」 2-C教室。 子猫を持ってきていた明音の前に人だかりができている。 「か、可愛いなぁ…!」 可愛さに感嘆の声をあげる一葉。 続けて奈央も…。 奈央「本当だにゃ~」 一葉「見吉さんまで猫になってるけど?」 奈央「ありゃ?」 八束(やつか)由紀恵(ゆきえ)が席を立つ。 彼女は2-Cのクラス委員でありながら、時々生徒会を手伝うこともある。PCやスマホは普通に扱えるが、趣味の文通は手書きでする。 由紀恵「ちょっとみんな! 席に戻って!! 授業始まるわよ!!」 落胆する明音、そして子猫を見に来た女生徒たち(*1)。 由紀恵「猫たちが休めないじゃない…」 月白(つきしろ)陽子(ようこ)が入ってくる。 2-C担任で英語を手がける女性教師。校内では真面目で堅物だが、メイクを落とせば柔和な素顔を見せる。 酒が苦手にもかかわらず、一方的に同僚教師たちから飲みに誘われている(*2)。 陽子「どうしたの?」 子猫に目が留まる。 陽子「それは…」 明音「にゃんこズです」 陽子「それは分かってます。どうして一緒に登校してきたのか、っていうことよ」 五十鈴が様子を見に来た。 明音「あの…もらってくれる人を募集しようと思って…」 陽子「だからと言って学校に連れてくるのはどうなの?」 明音「すみません…」 陽子「はぁ…仕方ないわね。今日1日だけ、職員室で預ります。私も先生たちに聞いてみるけど、責任持って引き取れる人を探しなさいね」 明音「ありがとうございます!」 陽子の背後で覗いている五十鈴に、明音はウインクでサインを送る。 五十鈴「…」 五十鈴に気づいて振り返る陽子。 一同「?」 五十鈴「…」 職員室。 陽子は子猫のダンボールを隅に置いて眺めていた。 陽子「うふ…生徒たちよりは、手が掛からないかも…」 子猫たちは、気持ちよさそうに眠っている。 2-C教室。 由紀恵「それで、どうやって飼い主を見つけるつもりなの? 悪いけどうちは無理よ」 奈央「飼いたいけどにゃ~」 一葉「全部で5匹いたもんな…」 明音「うん。だから…」 そして昼休み。 明音「ハ~イ! 本日も、お昼の放送の時間です! 今日も、2年C組櫻井明音が担当させて頂きます! そして、本日のゲストは! 5匹の子猫ちゃ~ん!!」 そのうち1匹が、明音が近付けたマイクにじゃれる。 明音「たちで~す!」 知「みんな可愛いにゃ~」 裏方の知も子猫に夢中。 明音「…この子猫ちゃんたちを、引き取って下さる方、募集中です。1匹でも、5匹一緒でも、にゃんこちゃんを飼いたいという方は、放送室まで来て下さいね。よろしくお願いします!」 放送を聴いた一部の女生徒が反応を示す。 2-A教室では新垣(にいがき)雛菜(ひな)が、外ではエミが、そして2-Cでも。 放送終了後、明音と知が廊下に出ると…。 明音「? あ…!」 知「お~、ピッタリ5人だね~」 明音「A組の新垣さんに…」 新垣雛菜。実家は美容院で、母に憧れ美容師を志望している。 右半分が紫で左半分がピンクという、奇抜な色のストレートロングヘアが一際目を引く。 雛菜「は~い!」 明音「B組の相楽さんだよね?」 エミ「はいは~い!」 明音「由紀恵ちゃんと奈央ちゃん(*3)、一葉ちゃんも!」 由紀恵「やっぱり面倒見てもいいかな、と思って」 一葉「猫飼ってみたかったんだよね~!」 奈央「私も~。猫ちゃんコスで撮影したことがあって…」 「んにゃ」と猫耳と尻尾の付いたメイド服姿決めポーズする奈央(イメージ)。 由紀恵「それ、猫を飼う理由になってないわよ」 奈央「いいんじゃないかな~別に~」 明音「うん。みんな来てくれてありがとう。じゃあ、放課後に引き取りに来てね」 「待ちなさい!」 一同「?」 陽子が立っていた。 明音「月白先生!」 陽子「みんなちゃんとお家の方の了承は取ったの? 生き物を飼うということは、その命の責任を持つということですよ。途中で放り出したりできないんだから、ちゃんと自分に世話ができるかどうかよく考えて、ご家族と相談してから決めなさいね。それまでは、知り合いの動物病院で預かってもらうようにしたわ。ちゃんと責任感のある飼い主が見つかるまでね」 明音「先生…ありがとうございます。…じゃあみんな…」 一葉「?」 明音「一度お家の人と相談してみてくれる? その上で飼ってもいいってなったら教えて」 頷く5人。 一葉「分かった」 雛菜「相談してくるね」 由紀恵「ちゃんとしないとね」 奈央「だね」 明音「うん。よろしく」 何かに気づいた明音。 明音「…」 振り返り、廊下の向こうで覗いていた五十鈴に手を振ってみせる。 一同「?」 五十鈴「…」 気恥ずかしくなり、その場を立ち去る。 夜、櫻井家。 明音「不知火さん、心配してくれてたんだ…」 今日のことを振り返り、眠りにつく。 翌日、2-C教室。 一葉「…」 奈央「…」 由紀恵「…」 3人共、気重な表情で明音の前にいる。 明音「あ…お家の人に『ダメ』って言われちゃった?」 一葉「いや…ダメじゃないんだけど、条件が…」 明音「条件?」 一葉「今度の中間テストで、全科目平均点を越えたら飼ってもいいって…」 奈央「実はうちも同じような感じなんだ~」 明音「え?」 奈央「私、モデルのお仕事してるでしょ?」 モデルとしての奈央の仕事風景、そしてグラビアを飾る彼女の写真(イメージ)。 奈央「ただでさえ、勉強が疎かになりがちだから~って」 一葉「わたしも毎日、柔道一直線だから…」 「どりゃああああ!!!」と、絶叫と共に豪快に投げを決める一葉(イメージ)。 由紀恵「つまり要約すると、この2人は部活やバイトが忙しくて、あまり勉強していない。なので、テストはいつも平均点以下。猫を飼いたいんなら、成績を上げなさいってことね」 奈央 一葉「…」 落胆する。 明音「…えっと…じゃあ他の人を探すね」 由紀恵「…賢明な判断ね。なにしろ熊田さんも見吉さんも、成績は学年で…底辺」 一葉 奈央「うっ!!」 由紀恵「どん底」 一葉 奈央「ぐふっ!!」 由紀恵「最下層」 一葉 奈央「ぐえっ!!」 由紀恵が発する度に一葉と奈央に「底辺」「どん底」「最下層」の文字がのしかかる。 奈央「そこまでじゃないわよ~!!」 一葉「そうだそうだ!! 最下位じゃないぞー!!」 明音「…」 由紀恵「うちは平気だったけど、1匹しかダメそうなの。新垣さんと相楽さんが2匹ずつもらってくれれば、問題解決なんだけど…」 一葉「えっと…委員長んちに1匹、新垣さん相楽さんちに2匹…ちょうど5匹」 指を使わないと計算できないようだ。 由紀恵「それも指折り確認しないとダメ?」 一葉「…なは…」 その後、明音は2-Aを訪れた。 雛菜「実は私も、中間テストで成績が上がったら…」 続けて2-Bへ。 エミ「飼っていいって言われちゃって…」 そして2-Cに戻り…。 明音「…何でみんな揃ってそんな条件が…」 由紀恵「仕方無いわね」 明音「?」 由紀恵「テスト前だもの」 明音「…はぁ…」 由紀恵「もう一度、放送で呼びかけてみたらどうかしら」 明音「…そうだね…」 昼休み。明音は放送室の鍵を開ける。 明音「でね、もう一度呼びかけてみようかなって…」 知「うん」 「明音ちゃん!!」 明音 知「?」 一葉たちが駆けてくる。 一葉「わたしたち、やっぱり猫飼いたいんだ!」 奈央「責任持ってお世話するから!」 雛菜「だから!」 エミ「試験勉強がんばるよ!」 明音「よし。じゃあ、みんなで一緒に試験勉強しよっか!」 知「あと3日しかないけどね…」 「任せて!」 明音 知「?」 由紀恵も来た。 由紀恵「私がビシビシ指導してあげるわ! 全員放課後、図書室に集合よ!」 放課後、図書室。 明音と由紀恵は一葉たちの来るのを待っていた。しかし…。 明音「みんな来ないね…」 由紀恵「何やってるの。もう…」 一葉はとある道場で、年下の女の子相手に稽古をつけていた。 女の子「えいっ! えいっ! えいっ! …」 一葉「もっと間合い詰めて!!」 雛菜は、とある家でおばさんの髪をセットしていた。 雛菜「チャキーンと! 素敵に仕上げますね。」 エミは、店の前でディアボロを披露。 エミ「ていっ! ていっ! ていやぁぁっ!!」 そして奈央もモデルの仕事中。 奈央「うふっ…」 明音のスマホに来ていた奈央からのメール。 奈央 ごめ~ん急に先輩の代わりに雑誌の撮影にいかなきゃいけなくなっちゃった~(;´д`人) 明音「はぁ…」 由紀恵「みんな、連絡ついた?」 明音「ついた、けど…一葉ちゃんは知り合いに頼まれて道場で代稽古、新垣さんは、近所のおばあちゃんが同窓会に出るから髪の毛セットしてあげてて、相楽さんは、お客さんの集まりがいまいちなお店にお願いされて大道芸、奈央ちゃんは、風邪で倒れた事務所の先輩の代わりにモデルの仕事だって」 由紀恵「試験勉強する話はどこに行ったの?」 明音「でも、みんな優しいんだね。困ってる人を放っておけないのかも」 由紀恵「…」 咳払いする。 由紀恵「仕方無い。試験勉強は明日からにしましょうか」 明音「うん」 翌日の放課後も、明音と由紀恵は図書室で一葉たちを待ったが…。 明音「…今日も来ないね…」 由紀恵「みんな何してるの…」 メールを確認する明音。 明音「一葉ちゃんは、知り合いの道場の修理を手伝ってて…」 破れた壁に板を張って釘を打ちこんでいる。 明音「奈央ちゃんは、先輩が今日も体調が悪くて…」 昨日と変わらず撮影に大忙し。 明音「相楽さんは、町内会のお祭りでどうしてもって頼まれて…」 お手玉を披露する。 明音「新垣さんは、知り合いの女の子が久しぶりにおじいちゃんおばあちゃんに会うからおしゃれしたいってお願いされた、って…」 雛菜にメイクしてもらい、女の子は上機嫌。 由紀恵「みんな、成績が悪い理由、分かった気がする」 明音「テストまで、あと1日しかないんだけど…」 由紀恵「こうなったら…大一夜漬け勉強会をします!!」 それから…。 一葉「大…」 奈央「一夜…」 雛菜「漬け…」 エミ「弁当会!?」 木の下で輪になって弁当を食べる6人(イメージ)。 由紀恵「勉強会!!」 明音「お泊りして、みんな一緒に勉強しようって由紀恵ちゃんが…」 一葉「お、試験明日だもんね」 奈央「いいけど、どこで~?」 由紀恵「この中の誰かの家でって思ってるんだけど…」 明音「誰か、泊まらせてもらえる?」 雛菜「うち、そんなに広くないし…」 エミ「うちもだよ」 奈央 一葉「…」 揃って首を縦に振る。 「それなら、うちに来るといい」 一同「?」 振り返ると五十鈴がいる。 明音「不知火さん!」 そして、6人は不知火家に着いた。 明音「はぁ…立派なお家だね…」 正門を開けて現れた五十鈴に驚く一同。 明音「お人形さんみたい!」 奈央「着こなしもいいよ~、バッチリ!」 雛菜「黒髪によく似合ってる!」 褒め倒されて赤面する五十鈴。 五十鈴「…いいから中に入れ」 五十鈴に案内され、明音たちは廊下を行く。 明音「お庭も素敵だね」 エミ「お花がいっぱ~い!」 五十鈴「うちは代々華道を教えていてな…」 明音「あ、それでなんだ…」 適当な部屋に着いたところで五十鈴が足を止める。 五十鈴「ここを使うといい」 立派な和室に驚く明音たち。 明音「ありがとう不知火さん」 由紀恵「じゃあ始めましょうか」 各々が準備をする。 由紀恵「では、私が試験範囲の中から、テストに出そうなところをまとめてきたから、とにかくこれを全部覚えること!」 明音「凄い由紀恵ちゃん!」 奈央「さっすが委員長だよ~」 一葉「分かった!」 エミ「がんばる!」 雛菜「うんうん、やるよー!!」 「失礼するぞ」 一同「?」 五十鈴がお茶を持って入ってきた。 明音「あ、ありがとう」 由紀恵「そんなに気を遣わなくても…」 一同大喜び。 一葉「やったー!!」 五十鈴「…別に君らのためでは無い…」 照れ臭そうに言う。 明音「その花は?」 五十鈴「床の間の花を生け替える」 明音「綺麗だね」 雛菜「それって何の花なの?」 五十鈴「山茶花だ。花言葉は…"困難に打ち勝つ"」 由紀恵「今の私たちにピッタリね…さあ」 勉強開始…どころか、明音と由紀恵以外がお菓子を食べている。 一葉「おいしいな、このお饅頭…」 奈央「まずいな~、今はこの体型維持しなきゃいけないもん…」 由紀恵「…午後のお茶会じゃないんだからぁ!!」 雛菜「八束さんも食べようよ~」 エミが由紀恵に饅頭とお茶を差し出す。 エミ「ほいどうそ」 ため息の後、由紀恵は饅頭を一口。 由紀恵「…おいしい!」 エミ「でしょ」 由紀恵「ほんと? …あ、危ない危ない。私まで、あなたたちのペースに巻き込まれるところだったわ…じゃあまずは…」 エミ「ほーい!!」 由紀恵「?」 エミ「まずは自己紹介から始めたらどうかな?」 明音「そうだね。クラスも違ったりするし」 由紀恵「…じゃあ手早く済ませるわよ。八束由紀恵。C組の学級委員をしてるわ」 奈央「すご~い」 エミ「よっ、委員長!!」 次に一葉が手を上げる。 一葉「わたしも同じく、C組熊田一葉。柔道部に所属してる」 雛菜「かっこいいね」 エミ「柔道~、にっぽーん!!」 奈央「私も、C組の見吉奈央。帰宅部~、でも、ちょっとモデルもやってるよ~」 エミ「おお~」 雛菜「それでスタイル良いんだよ」 エミ「はっとーしーん!」 由紀恵「いちいちリアクションしなくていいのよ」 エミ「えへ…」 雛菜「私はA組の新垣雛菜。ヘアスタイルをアレンジするのが大好きなの」 髪をかき上げる。 茫然と見とれる一同。 エミ「はーい!! B組の相楽エミ。大道芸研究会なんだよ」 一葉「大道芸?」 雛菜「どんなの?」 エミ「例えば…ジャグリングとか」 手元にある饅頭でお手玉を始める。 一葉「うっほ~!」 由紀恵「食べ物をそんな風に扱わないの!」 エミ「お~ありゃりゃりゃ…」 慌てて饅頭を仕舞う。 エミ「ごめんなさい…」 一同が苦笑。 明音「…じゃあ不知火さんも…」 五十鈴「え?」 照れて顔を背けてしまう。 五十鈴「不知火、五十鈴だ…」 明音「えっと…新垣さんと同じ、A組なんだよね? 今日はお家を使わせてくれてありがとう。最後になりましたが、私は放送委員の…」 エミ「櫻井明音さん」 明音「?」 エミ「お昼の放送、いつも聴いてるよ」 明音「ありがとう!」 由紀恵「じゃあ…勉強しましょうか」 五十鈴が立つ。 明音「あ、不知火さんも良かったら、一緒に勉強しない? 五十鈴「夕食の支度をしてくる」 明音「え?」 五十鈴「母も祖母も、お華の稽古で遅くてな…今日は私が用意しないと…」 厨房。 明音たちも揃って五十鈴を手伝っている。 一葉「今夜は栗ご飯か~」 エミ「秋らしくていいね~」 エミ・由紀恵・一葉、五十鈴と雛菜、明音と奈央とに分かれて食材の下ごしらえをしている。 由紀恵「また手間のかかるものを…」 明音「後は、カボチャの煮物と焼き魚と湯豆腐だっけ」 五十鈴「ああ」 明音「…よ~し!」 カボチャに包丁を当てた瞬間…。 雛菜「あ、私、切るの得意だから。任せて」 明音「?」 奈央「切るの得意なのは、髪の毛じゃないの?」 格好をつけて誤魔化す雛菜。 由紀恵「まだ全然勉強してないんだけど…」 一葉「食べ終わったら集中してやろう!」 そして、夕食が終わる。 それぞれ手を合わせて…。 一同「ごちそうさまでした~!!」 1人で食器を運ぼうとする五十鈴。 明音「…あ、手伝うよ」 五十鈴「きみらは勉強が…」 雛菜「みんなでチョキーン! っとやればすぐ終わるから!」 一葉「そうそう!」 五十鈴「…?」 明音がスマホを確認。 明音「え~、9時になっちゃいました…」 由紀恵「も~、今日は寝られないわね」 一葉「分かってる!」 奈央「覚悟してるよ~。肌に悪そうだけど…」 雛菜「徹夜か~」 エミ「あ、じゃあ買出し行かない? 飲み物とかお菓子とか」 一葉「そうだね! 腹が減っては戦はできぬ!」 由紀恵「買出しって…今食べたばかりじゃない!」 雛菜「でも遅くから外出するのも危ないし…」 明音「…よし。不知火さんにも何かお礼の物買ってきますか!」 由紀恵「…」 一同が賛成の声をあげる中、呆れる由紀恵。 そして、6人はコンビニに出かけた。 由紀恵「きっかり5分で買い物済ませないさいよ!」 一葉「分かったー!」 エミ 雛菜「うん!」 奈央「ミネラルウォーター、っと…」 雛菜「ポテチは欲しいかな~」 エミ「みんな、あと4分だよー」 明音「えへへ…あ、これ好きなんだ~」 目に留まった"たけのこの林"を取ろうとすると…。 「そりゃダメだー!!」 明音「え?」 引き止めたのは2-Cの引きこもり少女、姫島(ひめじま)木乃子(きのこ)。 ゲームとアニメをこよなく愛する典型的なオタクで、学校を何かにつけてサボり、来ても寝てばかり。 菌類を自称し、"しめじ"を自分の本名と言い張っている(*4)。 明音「姫島さん!」 木乃子「そこは"きのこの森"だろ? 常識的に考えて!」(*5) 明音「おお…姫島さんの名前、きのこ(・・・)だから?」 木乃子「空気は読まんといかんぞ~」 明音「…」 木乃子は陳列されたきのこの森全部を明音の買い物カゴに放り込む。 明音「え…?」 木乃子「よし!」 明音「こんなに食べないから…」 外でイライラしながら待つ由紀恵。しばらくしてドアが開く。 由紀恵「?」 明音たちと木乃子が一斉に出てくる。 由紀恵「結局30分もかかったじゃない!!」 明音「…戻ろっか」 由紀恵「…」 6人に木乃子が加わり、駄弁りながら不知火家に戻っていく。 しかし空模様は崩れてきており、いつ雨が降ってきてもおかしくない状態だった。 明音「…?」 案の定、雨が降り出す。 そして、7人は雨宿りしていた。 明音「あ~もう寒い…」 奈央「こんなに降るなんて…」 雛菜「びしょ濡れ~!」 一葉「止まないかなぁ…」 7人は銭湯の玄関にいた。 明音「…? ここって…」 由紀恵・エミ・奈央・一葉・雛菜・木乃子「?」 明音が振り返って、7人はそこが銭湯であると気づいた。 そして、女湯にて…。 エミ「気持ちいぃ~!」 雛菜「良かったね~」 由紀恵「私、銭湯って初めてだわ」 一葉「おお祝・初銭湯!」 奈央「上がるまでに服乾くかなぁ…」 明音「乾燥機にかけてるから、大丈夫じゃないかな。姫島さんが見ててくれてるけど…『お風呂嫌いだから』って、いいのかな…」 木乃子は乾燥機の前で漫画を読みふけっていた。 そして再び不知火家。 木乃子も6人にすっかり馴染んでいた。 明音「着替えなくていいの? 姫島さん」 木乃子「…着替えるのめんどくさいんじゃ~」 由紀恵「って言うか何であなたまで!」 木乃子「まあまあ、食べなはれ食べなはれ~」 それまで1人で食べていたきのこの森を由紀恵に差し出す。 由紀恵「…」 きのこの森を1つまみ。 由紀恵「…これで、やっと遂に! ようやく勉強が始められるわね」 一時的な沈黙の後、落雷の音がし驚く一同。 更に停電で騒ぎが大きくなる。 「みんなが集まったその雨上がりの夜…ヒタヒタと何かがやって来た…」 場の雰囲気に乗じて、木乃子が突然怪談話を始める。 明音「え? 何?」 雛菜「やめてよ~!」 木乃子「なぜか部屋の畳が濡れている…」 興味津々なエミ。 奈央「怖い怖い~!」 一葉「あははは…」 木乃子「ふと見ると、いつの間にか部屋の中にいたのは…」 由紀恵「誰よー!?」 木乃子「長~い髪の…」 誰かが障子を開ける。 木乃子「女の霊!!」 五十鈴が懐中電灯片手に入ってきた。 一同絶叫。一葉だけが爆笑。 明音「…?」 顔を伏せていた明音が正面を見ると…。 明音「…不知火さん!」 五十鈴「悲鳴が聞こえたのだが…」 明かりを付け直す。 木乃子「やは…ちょっと怪談話をしてただけでな…」 由紀恵「しなくていいから!!」 一葉「続き聞かせてよ~!」 木乃子「その女の霊は…」 エミ「どうしたの?」 奈央「やめて~!!」 五十鈴「随分と楽しそうだな…」 奈央「別に怖い訳じゃないんだけど…」 明音「あ、不知火さんも着替えたんだね」 奈央「可愛いね、それ」 五十鈴がしている猫の柄のついた腹巻に一言。 五十鈴「…お腹を壊しやすいので、母がして寝ろと…」 明音「あ、猫の絵…」 由紀恵と一葉、そして他の子たちも注目。そして…。 明音「…勉強しよっか」 一葉「うん」 雛菜「あのにゃんこたちのために!」 エミ「頑張らないとね」 奈央「うん」 五十鈴「私も手伝おう。判らないことがあったら、訊いてくれ」 雛菜「不知火さん、A組でトップなんだよ」 明音「そうなんだ。凄い!」 由紀恵「さあ、朝までがんばるわよ!」 木乃子「んじゃああたしは、これで…」 一同「帰るの!?」 夜も更け、ようやく勉強に入れた。 誰もが何のトラブルも無く勉強に励み…そして消灯。 その後、明音だけが机に突っ伏し、各々が畳の上で熟睡していた。 しばらくして、明音が真っ先に目を覚まして周りを見回す。 明音「みんな猫みたい…」 どこからともなく鋏の音が聞こえてくる。 明音「?」 音に誘われて明音が廊下に出ると、五十鈴が庭木の手入れをしている。 明音「不知火さん!」 振り返る五十鈴。 明音「そのお花って、生けるの?」 五十鈴「ああ」 明音「ごめんね。遅くまで付き合ってもらって。すっかり迷惑かけちゃった…」 五十鈴「…結構楽しかったぞ」 照れ臭そうに言う。 明音「ほんと!? 良かった~!」 明音が満面の笑顔を見せた瞬間、朝日が差し込む。 五十鈴「…」 テストが終わったその日の放課後。 明音「みんな成績アップして良かったね」 一葉「結局平均点には届かなかったけどね…」 奈央「前回よりは大分良くなったから」 うちの1匹が鳴く。 エミ「可愛い~!」 雛菜「今日から一緒だよ!」 明音「今度は、この子たちも一緒にお泊り会ができるといいね」 由紀恵・一葉・奈央・エミ・雛菜「うん!」 由紀恵「みんな、名前何て付ける?」 五十鈴「もう付けてある」 由紀恵・一葉・奈央・エミ・雛菜「?」 五十鈴「最初に見つけた時に。キキョウ、アザミ、エリカ、ナデシコ、ダリア(*6)」 明音「えへへ…」 喜ぶ明音の隣で、五十鈴も笑う。 続く
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キラ★ガール 通常センバツボーナスは5つだが、キラ★ガール(最終進展)を主センバツまたは副センバツに設定すると6つ目のセンバツボーナス「シャイニング・スプラッシュ」が発動する。(最大Lv5(5枚まで)) 【参考】一部のラブレターにはキラ★ガールが収録されている。最低コストのキラ★ガールならばラブレター1枚で交換できる可能性がある。従って無課金ユーザーでもキラ★ガールを所持できる可能性がある。 見出しをタップすると並べ替えができます。(PCから閲覧している場合は、ソートしている状態でShiftキーを押しながら別の見出しをクリックすることで、第二優先を指定してソートすることができます。) [部分編集] 属性 第1進展カード名 コスト COOL [ボクに任せろ]東雲レイ 12 COOL [ミステリアスルーム]ミス・モノクローム 12 COOL [撮影準備]見吉奈央 13 COOL [幸せいっぱい]鴫野睦 13 COOL [夜中の月見]上条るい 13 COOL [輝く華と瞳]不知火五十鈴 13 COOL [潮風テラス]神楽坂砂夜 13 COOL [偶然に]椎名心実 13 COOL [寒空の下で]正岡真衣 14 COOL [鯉のぼり]重藤秋穂 14 COOL [室内プールで]君嶋里琉 14 COOL [思案中]夏目真尋 14 COOL [夜の図書館]村上文緒 14 SWEET [浴衣デート]有栖川小枝子 12 SWEET [突然に…]望月エレナ([キラ★ガール15]) 12 SWEET [縁日参拝]森園芽以 13 SWEET [魔法の愛情]夢前春瑚 13 SWEET [夢の世界]クロエ・ルメール 13 SWEET [2人で宿題]風町陽歌 13 SWEET [作品展示]笹原野々花 13 SWEET [七夕観測]南田七星 14 SWEET [浮ぶ桃源郷]小日向いちご 14 SWEET [ハジケルビーズ]優木苗 14 SWEET [ナイトスケート]浅見景 14 SWEET [雑貨屋デート]天都かなた 14 SWEET [ケガした鳩と]加賀美茉莉 14 SWEET [妄想逃避行]新田萌果 14 SWEET [メイク体験]望月エレナ([キラ★ガール16]) 15 POP [ゲーマー]姫島木乃子([キラ★ガール15]) 12 POP [趣味の時間]戸村美知留 12 POP [動画撮影]相楽エミ([キラ★ガール15]) 13 POP [2人で映画]甘利燈 13 POP [遅刻注意]蓬田菫 13 POP [照らされて]葉月柚子 13 POP [暑さのあまり]九重忍 13 POP [憧れの空間]篠宮りさ 13 POP [実験成功]湯川基世 13 POP [キラキラ衣装]江藤くるみ 14 POP [雪夜の初詣]春宮つぐみ 14 POP [波乱の展開]時谷小瑠璃 14 POP [真夏の一息]花房優輝 14 POP [オーロラ体験]櫻井明音 14 POP [体験ブース]姫島木乃子([キラ★ガール16]) 15 POP [紅葉のリス園]相楽エミ([キラ★ガール16]) 15 有栖川小枝子 [8/22-8/26] + 詳細 カード #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イベント情報) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イベント情報) 名前 [浴衣デート]有栖川小枝子(SR) [浴衣デート]有栖川小枝子(SR+) 入手方法 キラ★ガールに会いたい♥3STEPキューピッド 進展 カード #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イベント情報) 名前 [キラ★ガール]有栖川小枝子(SSR) 入手方法 進展 戸村美知留 [9/22-9/26] + 詳細 カード #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イベント情報) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イベント情報) 名前 [趣味の時間]戸村美知留(SR) [趣味の時間]戸村美知留(SR+) 入手方法 キラ★ガールに会いたい♥3STEPキューピッド 進展 カード #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (イベント情報) 名前 [キラ★ガール]戸村美知留(SSR) 入手方法 進展 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
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[部分編集] 基本情報 トップページ 注意事項 サイトマップ ↓初めての方はチェック↓ よくある質問 初めてのGF(仮) [部分編集] コミュニティ 質問掲示板 雑談掲示板 Wikiへ情報提供 [部分編集] イベント 詳細 過去のイベント/2 メモリアルストーリー [部分編集] ゲームシステム 登校 バトル 部活 進展ラブリー進展 エール キューピッドミラクル ② ③ ツアーズ チャージ 横断チャージ キャッスル ドリーム ② STEP ② ③イベント攻略 仲良し キラ★ガール ミラーガール プリズムガール デートガール スイッチガール バースデーガール 思い出の月別 センバツボーナス ぷちガールフレンドぷち バッジ リング 王冠 SSRトロフィー センバツ(ボーナス) メモリー 秘蔵写真 聖櫻学園劇場 聖櫻エリア プレシャスシーン [部分編集] データベース ガールズ一覧(簡易、名簿順) スイート① ② ③ クール① ② ③ ポップ① ② ③ 仲良し ミラーガール キラ★ガール プレゼントガール スイッチガール 編集用 声援 デート マドンナ選抜総選挙 その他データ各種計算ツール ログインボーナス バースデー早見表 TVCM一覧 ネットラジオ 不具合一覧 新シーン登場時期一覧 [部分編集] 管理 聖櫻学園新聞部(仮) トップ絵ギャラリー キャラ投票など 関連リンク集
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今日 - 合計 - 新世紀エヴァンゲリオン 鋼鉄のガールフレンド 特別編 の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月12日 (金) 13時18分40秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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446 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/18(火) 15 28 40.66 ID ??? 441 劇場版00の劇中劇「ソレスタルビーイング」も設定では特撮だそうな…… MSが着ぐるみだとか…… 447 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/18(火) 16 42 09.86 ID ??? そこは普通にMS使えよwww 量産型を見た目だけガンダムにしてテキトーに効果つけりゃ 映画はできるって ふと思ったけど劇中劇「ソレスタルビーイング」って ちゃんと黄金大使の許可貰ったのか? あれは精神崩壊とかバーサーカーなんてチャチなレベルじゃなかったぞwww アレハンドロ「なななななんだこの映画は!?訴えるぞ!」 485 名前:通常の名無しさんの3倍 :2011/10/21(金) 16 17 10.09 ID ??? シーブック「童帝ビリーさんてネーナそっくりの人と付き合ってるんだな。びっくりしたよ」 カミーユ「いやいや、顔と声はそっくりだけど全然違うだろ。あっちはこう……知性が感じられると言うか」 シーブック「ああ、確かにネーナはバカっぽいけどあの人は頭良さそうだったな」 ネーナ「おいこら」 ルイス「ちょっとそんな言い方ないんじゃない?」 カミーユ「はは。わるいわるい」 ネーナ「うう……ルイスありがと」 ルイス「せめて血統書付きと雑種くらいにしときなよ」 ネーナ「ちくしょおおぉぉ!」ダダーッ シーブック「あ~怒らせた」 カミーユ「後で謝っとけよ」 ルイス「え!?わたし!?」
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PCゲーム(後にPS2化)として発売した本編のサイドストーリーとして製作された。 霧島マナ、浅利ケイタ、ムサシ・リー・ストラスバーグなどのオリジナルキャラクター、トライデント型などオリジナル兵器が登場した。 マルチシナリオシステムで、プレイヤーはマップを移動しながらストーリーを進めていく。
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鳥のさえずりが響き渡る朝。 ソファの上の、顔の造形が微妙なぬいぐるみ。 ケースに飾られた沢山のアロマキャンドル。 机の上には本とダイオウグソクムシの人形。 新体操の大会のトロフィーと盾。 鳴りだした目覚まし時計のアラーム。6時を指していた。 少女の手がアラームを止める。 椎名心実(しいなここみ)、17才。私立聖櫻(せいおう)学園高等部2年B組。新体操部所属。 メロンパンが大好きだが、部活の大会が近くなるとスタイルや体重を気遣って食べられないことが目下の悩み。 アロマキャンドルのコレクションが趣味で、他人よりずれた可愛さの基準の持ち主。 低血圧で朝に非常に弱い彼女は、目覚ましを止めてもすぐ2度寝してしまう。 そこにノックの音がして、母が入ってくる。 母「心実、朝練あるんでしょ。起きなさい」 部屋の明かりをつける。 心実「…」 目をこすり、どうにか身体を起こし、そしてあくびする。 心実「…おはようございます…」 寝ぼけ眼のまま母に挨拶。 朝食の支度は既に済んでおり、制服に着替えた心実がダイニングに入ってくる。 心実「おはようございます」 父「おはよう、心実」 心実は父にも挨拶し、テーブルに着く。 母「心実、早く食べないと遅れちゃうわよ」 手を合わせる心実。 心実「いただきます」 父「朝練ってことは、大会が近いのかい?」 母もテーブルに着く。 母「…県大会入賞が目標なんですって。頑張らないとね」 心実「はい」 朝食を済ませた心実。玄関で靴を履く。 心実「行ってきま~す!」 母「行ってらっしゃ~い!」 そして家を飛び出し、学校へと足を急がせる。 「はじめての約束」 ここは聖櫻学園。 心実「おはようございま~す!」 通りすがった男子生徒に挨拶し、心実は校門へと駆け込んでいく。 心実「おはようございます!」 女子生徒「おはよ~!」 花壇の花に水をやっている、1年生で園芸部の夢前(ゆめさき)春湖(はるこ)。 父は植物学者で、幼少から植物と付き合ってきた。そのせいか人付き合いは苦手な方。空想好きでぼんやりしていることが多い。 春湖「そろそろ、肥料を追加してあげないといけませんね~」 彼女の背後を心実が通り過ぎる。 弓道部に所属する、3年生の重藤(しげとう)秋穂(あきほ)と2年生の上条(かみじょう)るい(*1)(*2)。 秋穂はその部長で、クールビューティーを絵に描いたような立ち振る舞いから同性に人気が高い。 後輩のるいはプライドが高く常に上から目線だが、面倒見は良い。 るい「…そうなんです」 秋穂「うふふ…」 るい「…?」 秋穂「?」 るい「橘(たちばな)先生!」 秋穂「おはようございます」 橘響子(きょうこ)。2年B組担任で国語教師、そして弓道部顧問。 身長の低さを気にしている。 響子「おはよう。上条さん、重藤さん」 心実「おはようございます! 橘先生!」 響子「おはよう、椎名さん」 響子・秋穂・るいが並んで歩く。 「あ、おはよう」 柔道部員の2年生、熊田一葉(くまだかずは)。 幼少の頃からとにかく柔道一直線。考えるよりまず動くタイプで、テストの成績はからっきし。 心実「お疲れ様です、熊田さん」 水飲み場で水を飲んでいる陸上部員の2年生、春宮(はるみや)つぐみ。 ボーイッシュな外見ながら、少女漫画に目が無いという意外な一面も。 飲み終えたところに…。 「春宮さ~ん!」 心実が声をかける。 つぐみ「?」 心実「おはようございます!」 つぐみ「おはよう椎名さん! 朝練頑張ろうねー!」 心実「はい!」 体育館の一部にある、新体操部の練習場のドアを空けようとした瞬間…。 「あ、椎名先輩!」 声をかけたのは葉月柚子(はづきゆずこ)。ラクロス部の1年生。 快活で運動神経も中々。しかし意外と淋しがりや。実家は蕎麦屋を営んでいる。 柚子「新体操の大会、もうすぐですね!」 心実「再来週の日曜です。あまり時間が無いので、ちょっと焦りますね…」 柚子「椎名先輩なら大丈夫ですよ! 応援してます!」 心実「ありがとうございます、葉月さん」 そして心実は体育館へと入っていく。 レオタードの上にジャージの上着を着込み、ロッカーを閉める。 心実「…よし!」 上級生が準備運動をしているところに心実が入ってくる。 女子生徒「おはよう、椎名さん」 心実「おはようございます」 心実も上級生に混じって準備運動を始める。 それからしばらくして、上級生がMP3プレイヤーのスイッチを入れる。 流れ出した音楽に合わせて、心実は棍棒の演技練習を始める。 上級生も見守る中…。 心実「!」 棍棒を空中に放り投げる。 すると突然カメラのシャッター音が。誰かが練習場に入り込んで撮影している。 心実「? あ、あ……」 人の気配を気にしてか、棍棒を落としてしまった。 「やぁ~、惜しい!」 心実「望月(もちづき)先輩!」 写真部の3年生、望月エレナ。 写真の腕は確かなのだが、女の子を撮ったり、妄想したり…と、とにかく女の子が大好き。 故に校内では色々な意味で(・・・・・・)有名人。 エレナ「ごめんね~。邪魔しちゃった?」 心実「すみません、練習中に撮られるのはちょっと…」 エレナ「うふっ。だって、あんまり心実ちゃんが可愛いからぁ~」 更に撮りまくる。 心実「先輩…」 エレナ「ねえねえ、もう一回さっきのポーズ、やってくれる?」 心実「え?」 エレナ「それ棍棒って言うの? 放り投げるところ、凄く綺麗だったわ~」 心実に歩み寄りながら…。 エレナ「もう一回、お願いしていいかなぁ~」 心実「え…あの…望月先輩…」 エレナ「いやぁ~ん! やっぱり心実ちゃん、可愛いぃ~!」 心実「あの…私、人に見られてると集中できなくて…すみません…」 エレナ「ほんと? だったら余計競技会の練習になるじゃない」 心実「え?」 エレナが心実に顔を近付ける。 エレナ「私が見ててあげるわぁ~。集中力の練習になるでしょ~?」 心実「いえ…そういうお話では…」 「ノン、ノン」 心実 エレナ「?」 「エレナサン、いけませんヨ?」 エレナ「もう、だぁれ?」 「クロエ・ルメールですヨ~」 エレナの後には、同じく3年生でフランス人留学生のクロエ・ルメールがいた。 先ほどからの特徴的なカタコトの日本語の主は彼女だった。 日本文化研究会に所属し、日々日本文化の勉強に余念が無く、特に神社仏閣巡りが趣味。 時に言葉や文化・風習を誤解することもあるが、その度に喜んで覚え直したりする。 心実「…」 クロエ「練習というものは、神聖なものです。何人たりとも、それを侵してはなりません。エレナサンのリクエストは、とてもワガママというものです」 エレナ「どうしてもダメ~?」 クロエ「いけませんです」 エレナ「え~? 残念。分かったぁ~」 去っていくエレナ。 エレナ「…ん?」 …と見せかけて再び心実に接近。 エレナ「今度練習が終わったら、ちゃんと撮らせてね」 心実「!?」 エレナ「心実ちゃん、じゃあまたね~」 再び去っていくエレナを見送る2人。 クロエ「エレナサンったら、困った人ですね…ごめんなさい。エレナサンは女の子が好きなだけで、悪いことは考えていないはずなのですケド…」 心実「いえ…こちらこそ、ありがとうございます。ルメールさん」 クロエ「ワタシ知ってます、あなたのコト」 心実「え?」 クロエ「椎名心実サン、2年生。綺麗で可愛い人でス」 心実「あ…ありがとうございます…」 クロエ「そうだ、心実サンは知ってますカ?」 心実「…」 メモを見せるクロエ。 クロエ「これ…"壁にミミあり障子にメアリー"」 心実「メアリー?」 クロエ「姉妹? 友達? 壁におるというのは、どんな状態ですカ?」 心実「…えっと、あの…そのミミは、女性のミミさんではなく、聴く方の耳のことです」 クロエ「ほあっ?」 心実「メアリーは目があるという意味で…」 クロエ「あらら…」 心実「正確には"壁に耳あり障子に目あり"といって、こっそり話をしているつもりでも、いつどこで、誰が見たり聞いたりしているか分からないから、気をつけましょう、という意味のことわざです」 クロエ「Oh! トレビアン!! 素晴らしいです。何て文学的な表現でショウ…ワタシの日本メモに、また新たな項目が増えました。ありがとうございまス!」 心実「えっと…どういたしまして…」 クロエ「これからも、心実サンはワタシに教えてくれますカ?」 心実「え? 私で良ければ…はい」 クロエ「メルシー、心実サン。また会いまショウ」 クロエを見送る心実。 心実「?」 床を見ると、紙切れが落ちている。 拾って確かめると、それは幼少時代のクロエが母や姉と一緒に映っている写真だった。 心実「これは……!?」 クロエにそれを返すために、心実は急いで体育館を出て行く。 しかし、外に出て周りを見回しても、クロエは見当たらない。 「あれ~、心実ちゃん?」 心実「?」 「どうしたの~?」 眠たげな口調で声をかけたのは見吉(みよし)奈央(なお)。2年生。 アルバイトながら学校公認でファッションモデルをしており、普段は眠そうにしているが、身だしなみを整えると人が変わったようにシャキッとする。 心実とも仲が良い。 心実「えっと…ルメールさんを見かけませんでしたか?」 奈央「ルメールさんって? 3年生の? 来たばっかりだから…わかんないや…」 奈央の言葉は最後の方があくび混じり。 それと同時に始業のチャイムが鳴る。 奈央「あら~、もう着替えないと遅れちゃうよ?」 心実「! …そうでした…」 急いで更衣室に向かう心実。 もう一度あくびし、奈央は校舎へ。 2-B教室。 心実「はぁ…間に合った…」 胸を撫で下ろす心実。 入っていくと、正面からボールが飛んでくる。 心実「?」 「ごめーん!」 心実「おはようございます。相楽(さがら)さん。ジャグリングの練習ですか?」 足元に落ちたボールを拾って少女に手渡す。 相楽エミ。心実とは大の仲良しで、人一倍元気だがそそっかしい。 幼少時に見た大道芸に感動し、入学してすぐ設立した大道芸研究会に所属。ジャグリングやバランス芸を得意とする。 エミ「ありがとう。ボール4つまでは上手くやれるんだけどね~」 その場でジャグリングを始める。 心実「手具の扱いは難しいですよね」 エミ「クラブとか、超難しいよね~」 ボールを落とすことなくウエストポーチにしまう。 エミ「心実ちゃんはどうしてる?」 心実「私は、遠心力を利用するのがコツだと思ってますけど…」 エミ「遠心力?」 心実「手首のスナップを利かせるんです」 エミ「なーるほどね。スナップか!」 「手首だけで重さを受け止めるようにすると、痛めやすいから気をつけてね」 エミ「?」 佐伯鞠香(さえきまりか)が間に入る。 彼女は保健委員会で、ボランティア精神には並々ならないものがある。心実やエミとも大の仲良し。 エミ「了解でーす!」 鞠香「この前突き指したところは大丈夫?」 心実「佐伯さんがちゃんと見てくれましたから、今はもう何ともないです」 心実の右人差し指を触診する。 鞠香「う~ん、大丈夫そうだね。熱も持ってないし、良かったー」 エミ「鞠香ちゃんは、聖櫻学園のナイチンゲールだね」 鞠香「保健委員として、当然のことだから…」 心実「あ…あの、質問が…」 エミ 鞠香「?」 心実「3年生のクロエ・ルメールさんをご存知ですか?」 エミ「もちろん!」 鞠香「学園内じゃ有名な人だよね」 心実「フランスからの留学生ってことだけは知っているんですけど…」 エミ「うん。だから寮に住んでるって」 鞠香「とても日本文化に興味があるみたい。この前は保健室に来て、視力検査表を写真に撮ってたよ。フランスと違うって」 興味津々で保健室で写真を撮りまくるクロエ(回想)。 エミ「興味ってそんなことまで?」 鞠香「うん」 心実「何組か分かりますか?」 鞠香「確かA組のはずよ。でもどうして?」 心実「ちょっと返したいものがあって…」 扉を開ける音が。 鞠香 エミ「?」 心実「?」 「皆さん、おはようございます」 響子が入ってきた。 生徒一同「おはようございまーす!」 慌てて席に戻る心実・エミ・鞠香。 響子「間もなく、秋季大会・文化祭とイベントが続きますが、皆さん、怪我だけはしないように、気をつけて下さいね」 ホームルームが終わって休み時間になり、心実はクロエのいる3-A教室を訪ねる。 心実「…わぁっ!?」 「!?」 教室に入ろうとしたその時、誰かにぶつかった。 心実「…す、すみません! ぼんやりして…」 「あら…こちらこそ、ごめんなさいね」 心実「あ…生徒会長!」 生徒会長・天都(あまつ)かなた。 超天然の癒し系で優柔不断だが、人望は非常に厚く、彼女の頼みは誰にも断れない。 かなた「…の、天都かなたです。えーっとあなた…椎名心実さんね」 心実「私のことご存知なんですか?」 かなた「ええ。だって有名だもの。新体操部のエースなのよね。あなたの演技、何度か拝見したけど、とても素敵だったわぁ」 心実「ありがとうございます…」 「会長」 心実 かなた「?」 生徒会書記を務める鴫野睦(しぎのむつみ)が割って入った。 1年生でありながら、かなたを中心にゆるみがちな生徒会を纏め上げているしっかり者、且つ苦労人。 睦「どこに行く気です? まだこんなに仕事残ってるんですよ」 かなた「あら~困ったわぁ」 睦「今日中にこの書類に目を通して下さる約束ですよ」 かなた「それは睦ちゃんにおまかせ…じゃダメ~?」 睦「そんなことできません! 私は書記ですから」 かなた「だってぇ~」 睦「私は副会長(*3)みたいに、甘やかしませんよ」 かなた「…睦ちゃんって厳しいわぁ~」 心実は茫然と2人のやり取りを見ていた。 かなた「…ところで椎名さん」 心実「…」 かなた「2年生のあなたが、なぜ3年生の教室にいらっしゃったの?」 心実「実は、あの、ルメールさんを捜しているんです」 かなた「そうね…さっきまでいたと思うんだけど…クロエさんは神出鬼没なのよね…何かお急ぎ?」 心実「はい。どちらにいらっしゃるか心当たりがあったら教えて頂きたいのですが…」 かなた「…そうね…」 睦「私は…」 心実「?」 睦「図書館でよくお見かけしますけど」 かなた「一度図書館に行ってみたらどうかしら。よく調べ物などをしているみたいだから」 心実「分かりました。ありがとうございます」 見送る2人。 心実が図書館へと急ぐその時、始業のチャイムが鳴る。 心実「! …」 数学Bの授業。 心実は淡々と黒板の内容をノートに書き写していた。 教師「起立! 礼!」 授業が終わり、再び心実は図書館へ。 その途中…。 心実「…おわっ!?」 誰かにぶつかった。 心実「…すみません…」 「随分急いでいるのね」 3年生、神楽坂(かぐらざか)砂夜(さや)。新聞部部長。 品行方正な才媛で情報収集力と人心掌握に長け、自分が気に入った人物をつい虐めてしまうこともあるが、根本には思いやりがある。 心実「すみません…」 砂夜「丁度良かったわ。学園新聞の取材をしたかったの」 スカートのポケットからペンを取り出す。 心実「取材?」 砂夜「ええ。秋季大会に向けて、有力選手のコメントを集めているのよ」 心実「コメントですか? …えーっと…」 砂夜「まずは意気込みを一言」 心実「そうですね…去年より上位を目指しています」 心実の発言をメモ帳に書き記す砂夜。 砂夜「全国大会を狙ってる?」 心実「はい。できれば行ってみたいです。そのためにも、県大会で良い成績を収める必要があると思っています」 「あら、心実ちゃんと砂夜さん」 砂夜「…」 砂夜と同じく3年生の笹原(ささはら)野々花(ののか)。 陶芸部に所属し、柔和でおっとりとした性格で、心実にとっては憧れの先輩でもある。しかし料理の腕は…。 野々花「こんなところで何をしてるの?」 心実「…」 砂夜「椎名さんのインタビューよ」 野々花「まあ素敵!」 心実は照れ臭そうだ。 野々花「それはいつ掲載されるのかしら」 砂夜「来週の予定よ。…? どうしたの椎名さん」 心実「!?」 我に返る。 砂夜「顔が赤いわ」 心実「…いえ…何でもありません…」 野々花「あら、熱でもあるの?」 心実の額に手を当てる。 野々花「あ…」 心実「笹原先輩…」 憧れの野々花に直に触られ、心実の熱が急速に上がる。 野々花「大変! 熱いわ。大丈夫? 保健室に行く?」 心実「…」 緊張して返事もできない心実。 心実「…いいえ、大丈夫です…」 野々花「でも、本当に熱があるわよ?」 心実「本当に、何でも無いんです…」 チャイムが鳴る。 心実・砂夜・野々花「?」 心実「…失礼します。笹原先輩、神楽坂先輩…」 そのまま2-B教室に戻っていく。 数学Aの授業中。 心実「…はぁ…」 クロエが見つからず、ため息をつく心実。 鞠香「…?」 隣の席の鞠香が心実を見る。 昼休み。 グランドで練習しているサッカー部員。 人が集まりだした学食。 そして、校内放送のジングルが流れだす。 放送室。 お昼の放送を担当する放送委員会。 1人は櫻井(さくらい)明音(あかね)。明朗快活で気配り上手且つ実況大好きな、ポニーテールがトレードマークの2年生。 もう1人は裏方として1年以上彼女をサポートしている、同じく2年生の押井知(おしいとも)。スイッチを押すことが大好き。 お互い大の仲良し同士。 明音「Good afternoon! お昼休みのひととき、皆さんはどうお過ごしでしょうか。毎週月・火・木は、私櫻井明音がゴキゲンな音楽と楽しいお喋りで、聖櫻学園のお昼休みを盛り上げまーす!」 もう一度3-A教室を訪れた心実だったが、クロエの姿は無かった。 噂話に夢中な女子生徒たち。 明音「はーい! 早速ですが、私櫻井明音が皆さんのお悩みや質問に何でも答えちゃおうという、『Q AKANE』のコーナーです!!」 図書館。 その管理を担う図書委員会の3年生、村上(むらかみ)文緒(ふみお)。 読書好きで常に冷静沈着だが、人付き合いが苦手で感情表現が上手くできず、周囲から誤解されてしまうことも。 そんな彼女の元に心実が来る。 文緒「…」 心実「あの…図書委員の村上文緒さん、ですよね?」 文緒「はい」 心実「2年の、椎名心実と言います。今日ここに、クロエ・ルメールさんはいらしてますか?」 文緒「今日は、まだ見てませんね。昨日は、華道について調べたいって、顔を出してましたけど…」 心実「華道?」 文緒「ええ。クロエさんに何か…」 心実「はい。渡したいものがあって…華道部の部室にいらっしゃるでしょうか」 文緒「そうですね。最近、華道や茶道に興味を持っているようですから、いらっしゃるかも知れませんね」 心実「ありがとうございます。行ってみます」 文緒「…?」 華道部部室。 心実がドアを開けようとすると…。 心実「…?」 鍵がかかっていた。 明音「そろそろ、お昼休みも終わりに近づきました。それでは皆さん、午後の授業も頑張っていきましょうね! See you bye-bye!!」 ヘッドセットを外す。 明音「ふぅ…」 知「ふふーん! お疲れ~い!」 ガラス越しにサムズアップで応える。 明音「…お疲れ様。途中ちょっと噛んじゃった…」 舌を出して苦笑。 知「へぇ~? ぜーんぜん分かんなかったよ。大丈夫大丈夫だよ!」 午後の授業。 とある教室にて。 教師「この交渉の決裂により武力衝突が…」 バスケの授業が行われている体育館。 そして、心実は内心焦っていた。 チャイム後、生徒手帳に挟んでいたクロエの写真を見ていた。 表紙を閉じてブレザーのポケットに仕舞い、立ち上がって華道部室へ向かう。 心実「(きっと大事な写真だろうし、今日中に返したいな…)」 華道部部室。 長い黒髪にシャクヤクの髪飾りをあしらった2年生、不知火(しらぬい)五十鈴(いすず)。 華道部所属で、実家は由緒正しい華道の家元。そして春湖とは1才違いの幼馴染同士でもある。 出来上がった作品を見て…。 五十鈴「…春湖の持ってきてくれる花は、いつもながら生き生きとしているな…」 柱にもたれて寝ていた春湖が目を覚ます。 春湖「…んにゃ」 目をこする。 春湖「五十鈴ちゃんが丁寧に生けてくれるから…」 ノックの音。 五十鈴 春湖「?」 「失礼します」 心実が入ってくる。 心実「すみません。ルメールさんはいらっしゃいますか?」 五十鈴「彼女なら先ほど出ていったぞ」 心実「!? どちらに?」 五十鈴「さあ、図書館か中庭かグランドか…はたまた理科室か。とにかくジッとしていない御仁だからな…どこへ行ったのやら」 春湖「……ふわふわひらひら、ちょうちょみたいですね~」 心実「そうですか…」 午後4時。 心実は廊下に一人佇んで、外を眺めている。 心実「(図書館、体育館、理科室、どこにもいらっしゃいませんでした…)」 腹の虫が鳴る。 心実「!?」 誰もいないにもかかわらず、音を気にして周りを見回す。 心実「そういえば、今日お昼ご飯食べてませんでしたね…」 そして心実は、校庭のベンチで遅すぎる昼食をとっていた。 その頃、クロエが鼻唄混じりで階段を降りていると、ベンチにいる心実を見つけて足を止めた。 クロエ「心実サンですネ…」 食事が進まない心実。 心実「はぁ…(もし今日会えなかったら、明日早くに、教室の前で待っていようかな…)」 クロエ「タコさんウインナー!」 心実「!?」 突然目の前に現れたクロエに驚く。 心実「ル…ルメールさん!?」 クロエ「日本のお弁当、とても美しいですネ~! 写真、撮ってもいいですカ?」 心実「は、はい…」 スマホをTAPして撮影。 クロエ「ミートボール! プチトマト! おにぎり! どれも素晴らしいでス! 特にワタシは卵焼きが大好きでス!」 心実「め、召し上がりますか?」 クロエ「…ウィ、ウィ! …あーん」 心実「あーん」 口をあけたクロエに、心実は卵焼きを食べさせる。 クロエ「……!? 甘くないでス!」 心実「え?」 クロエ「お寿司の卵焼き、甘かったです。でも、心実サンの卵焼きは違いまス!」 心実「すみません。お口に合いませんでしたか?」 クロエ「ノン! 違う! おいしいです! ワタシは大好きです! セボーン!」 心実「良かった…」 隣に座ったクロエ。 クロエ「心実サンがワタシを捜してると聞きました。かなたサン、砂夜サン、文緒サン、五十鈴サン、沢山の人から。壁にミミあり障子にメアリー、聖櫻学園にクロエ・ルメールありで~ス!!」 心実「あははは…!? そうでした。実は…」 件の写真をクロエに渡す。 心実「これ、ルメールさんの写真ですよね?」 クロエ「あらら…」 受け取るクロエ。 クロエ「どこにありましたカ?」 心実「朝、体育館で…」 クロエ「ワタシ、これを落としましたか? 全然分かりませんでしたヨ…だから、心実サンはワタシを捜してくれましたカ?」 心実「はい。『早くお返ししなくちゃ』と思って…」 クロエは大喜びで心実を抱きしめ、頬にキスまでする。 心実「…ル、ルメールさん!?」 クロエ「メルシー! 心実サン! とてもとても大切な写真です。失くしたらワタシきっと、悲しみましたヨ!」 心実「そんなにルメールさんに喜んで頂けるなんて……?」 クロエ「ノン! "クロエ"と呼ぶがよろしいでス!」 心実「え?」 クロエ「ルメールは苗字。クロエは名前。ワタシは"心実"と呼びまス!」 心実「え…あ、じゃあ…クロエ…さん」 クロエ「ウィ! お礼したいです。何がよろしいですか? 心実のお願い、何でも聞きまス!」 心実「お礼なんて別に…」 クロエ「ノン、ノン! 絶対に何かお礼しますヨ」 心実「えっと…えーっと…」 クロエ「ワタシ、心実に何もできませんカ?」 心実「え? あ、あの、じゃあ…ちょっと考えさせてもらってもいいですか? 決まったら、ちゃんとお願いします」 クロエ「もちろん! 約束のハラキリでス!」 小指を差し出す。 心実「…違いますよクロエさん」 クロエ「?」 心実「ハラキリじゃなくて、指切りです」 クロエ「てへっ! 間違えました…」 心実「うふふっ…」 お互い小指を絡め、指切りする。 続く
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